2021年8月7日(土)

パリの日本酒コンクールで金!埼玉の「加須の舞」、加須産酒米の優秀さ証明 生原酒を限定販売する予定

「純米大吟醸 加須の舞」(左)と「純米吟醸 加須の舞」のダブル金賞を喜ぶ釜屋の小森順一社長=加須市騎西

 加須市の酒米「山田錦」と「五百万石」を使った2種類の酒「加須の舞」が、フランス・パリの日本酒コンクール「クラマスター2021」でいずれも金賞受賞に輝いた。醸造元・釜屋の小森順一社長(41)は「加須産酒米の優秀さが証明できた」と喜んでいる。

 2種類の酒は、加須産山田錦使用の「純米大吟醸 加須の舞」と五百万石使用の「純米吟醸 加須の舞」。純米大吟醸酒部門と五百万石部門での金賞だった。純米大吟醸の加須の舞は昨年、英国・ロンドンの「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」(IWC)日本酒部門でも金賞を受賞している。

 小森社長は「『クラマスター』への出品は初めて。パリで7月12日に審査があり、22日に結果が発表され、二つとも金賞だった。純米大吟醸の加須の舞は昨年のロンドンでのIWC金賞に続く金賞になり、世界的に認められた酒だと思っている」と話した。

 釜屋の杜氏(とうじ)、松沼宏顕さん(45)は「山田錦の純米大吟醸は甘みがあってフルーティーな華やかな酒。五百万石の純米吟醸は落ち着いた香りですっきりしたタイプ。酒質が違う。酒米の特徴がうまく出た結果、金賞が取れたと思っている」と分析した。

 受賞を記念して、釜屋では純米大吟醸の無ろ過の生原酒を限定数販売する予定だという。

 問い合わせは、加須市の酒米と地酒協議会事務局がある全酒類卸の「ばっかす」(電話0480・62・0003)へ。

購読申し込み 携帯サイト