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渋沢栄一を描いた菓子 |
深谷市は1日、同市出身の実業家渋沢栄一の肖像写真やロゴマークを昨年度に使用した208事業者を対象に売上額と制作費用を調査した結果、合計金額は2019年度の6692万7144円から約13倍の8億8811万1649円だったと発表した。
市によると、回答のあった事業所は150社で、調査の回答率は約72%。ロゴマーク申請者が商品として販売したものを売上金額、名刺やクリアファイル、パンフレットなど販売をしなかったものはその制作にかかった費用を制作費用として集計した。
渋沢栄一公式ロゴマークは渋沢栄一が新1万円札の肖像に決定したことを祝って制作したもので、誰でも無料で使用でき、商品のパッケージやグッズなどに使える。市渋沢栄一政策推進課の担当者は「NHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』の効果で、大きな経済効果をもたらしている」と話していた。