2021年6月18日(金)

GIGAスクール構想の本格実施に向け、教員が「クロームブック」学ぶ 埼玉・上尾で研修

「グーグルクロームブック」の使い方を学ぶ教員たち=上尾市立原市小学校

 上尾市はGIGAスクール構想の本格的な実施を前に、教員を対象にした研修を行った。市立太平中学校と同原市小学校の2カ所を会場にそれぞれ日を変え、各30人が市で採用した、キーボード付きタブレット端末「クロームブック」の使い方を学んだ。

 参加したのは市内小中学校の情報教育担当教員で、各学校での教員の指導的役割を担う。グーグルの「クラスルーム」「フォーム」「ジャムボード」といったアプリケーションを使い、実際の授業を想定した実践研修を行った。

 例えば「ジャムボード」は情報共有や分類などをする際に役立つソフト。講師のグーグルキックスタートプログラムのトレーナー青山司さんが「今朝の朝食を入れてみてください」と呼び掛けると、参加者がそれぞれ「トースト」「納豆」などと入力。すぐに和食と洋食に分類された。またグーグルで画像検索を行い、写真を張り付ける操作もスムーズだった。

 青山さんは「クロームブックを持って校外学習に行き、撮影した写真を共有することもできる。絵日記も簡単。共同編集や共同作業などで、子どもから大人まで世界中で使われている」と説明した。

 「あげお学びのイノベーション」と名付けられたGIGAスクール構想推進プランでは、今年度2学期から、児童生徒が1日に1〜2回端末に触れ、調べ学習や記録などからスタート。来年度以降は発表や話し合い、意見の整理など必要に応じて児童生徒が自ら活用していくことを目指す。

 市教委によると市内全校(小学校22校、中学校11校)には既に1人1台の端末が配備されており、現在無線LAN、高速通信ネットワークの増強工事を進めている。教師用の端末も8月中には完備するという。

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