埼玉新聞

 

<新型コロナ>ダイヤモンド・プリンセス号の患者搬送も 観光需要の落ち込むバス会社、救急医療を支援

  • 患者搬送時は防護服を着用。感染予防に努めながら業務に当たっている=群馬県大泉町のスター交通(提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大で観光需要が落ち込む中、羽生市に事業所があるバス会社「スター交通」(群馬県大泉町、碓氷浩敬社長)は、コロナ感染者の搬送業務に力を入れている。以前から緊急性の低い傷病者を「民間救急」として搬送してきたノウハウを生かし、コロナ禍で対応に苦慮する救急医療を民間の力で支援。月間700人前後を搬送しており、碓氷社長は「助かる命を一人でも多く救っていきたい」と力を込める。

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