埼玉新聞

 

鬼より強い!鍾馗様、川越や上尾などで古い建物の屋根に 初詣の代わり、疫病退散の神様探しいかが

  • 店の正面の屋根で、災いが入って来ないようににらみを利かせている瓦製の鍾馗=上尾市仲町の新井呉服店

  • 川越まつりで繰り出される「鍾馗の山車」(川越まつり会館提供)

  • 飲食店「くりや 朔日」の瓦鐘馗。右手にしゃもじ、左手に茶わんを持っている=さいたま市岩槻区本町1丁目

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中で新年を迎えた。ワクチンの開発や普及が進むものの、感染防止に注意する日々が続く。世間では妖怪「アマビエ」に厄よけを願うが、疫病退散の神様「鍾馗(しょうき)」もいる。埼玉県の上尾市や川越市、さいたま市岩槻区などでは、歴史的建物の屋根などに鍾馗像が災いを寄せ付けないためににらみを利かせている。初詣などで「3密」を避けなくてはならない新年。代わりに鍾馗を探してみてはいかがだろうか。

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