埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉の小中学校、夏休み延長も 学校再開後に分散登校予定 登校しない日、タブレットで学習

  • 小中学、分散登校も

 新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、県内の教育委員会で23日、小中学校の夏休みを延長したり、学校再開後に分散登校を予定したりする動きが出てきた。

 ふじみ野市教委は市立小中学校の夏季休業期間を8月31日まで延長し、9月1日の再開後は10日まで分散登校を実施すると発表した。夏季休業は7月21日から8月24日までだったが、25日から31日までの間を臨時休業とする。2学期が再開する9月1、2日は給食がないため、各教室の生徒を約半数に分け、前半と約2時間後の後半に分散登校する。給食が始まる3日から10日までは、生徒の半数ずつが1日置きに分散登校する。

 日高市教委も、市立小中学校で新学期が始まる26日から9月10日までの間、1日置きの分散登校を実施する。市教委によると、小学校は通学班ごと、中学校はクラスごとに約半数に分け、1日置きに分散登校する。登校しないグループはタブレットなどを通じて各課題の学習を進める。

 また三郷市教委は、26日に予定していた小中学校の始業式を9月1日に変更することを決めた。小中全27校に通知し学校から保護者宛てにメールで日程変更の連絡を入れた。9月に予定していた中学3校の修学旅行と小学校の校外学習は中止を決定した。

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