埼玉新聞

 

<ランチ>お薦めは天丼 埼玉県内一の米どころ、加須の農村レストラン「わらべ」 自慢のご飯は大盛り自由

  • 天丼

  • 店長の今ゆかりさん

 加須市佐波の道の駅「童謡のふる里おおとね」にある農村レストラン「わらべ」。加須は県内一の米どころだけに、ご飯が自慢。県認証特別栽培米コシヒカリを使っている。店の名前の通り、随所に農村の趣があっていい。くつろげる。

 オープンは1998年。道の駅と一緒にできた。共に米米倶楽部(島田和男社長)が運営している。オープン時から周辺の池でホテイアオイを栽培している。いま、一面に薄紫色の花を咲かせている。

 今ゆかり店長(57)のお薦めは「天丼」(870円)。「地元産コシヒカリのおいしさを感じてほしいので、ご飯は大盛り自由。エビやイカは豊洲市場から仕入れている。野菜は地元産が中心」と話す。特別栽培米は農薬・化学肥料を5割以下に減らしている。道の駅で買うことができる。

 「天丼」は、かりっと揚がったエビ、イカ、ナス、ピーマン、カボチャ、ニンジンの天ぷらが食欲を誘う。みそ汁は具だくさん。おしんこはキュウリ。味わい深かった。ご飯好きがうなる大きめのおにぎりもあるので、お試しあれ。

 そば好き、うどん好きも充分満足させてくれるメニューもいっぱいある。全て手打ち。職人が打っている様子も見ることができるので、楽しめる。

【メモ】農村レストラン「わらべ」

 加須市佐波258の1(電話0480・72・8777)。営業時間は午前11時~午後3時。ラストオーダーは午後2時半(平常は午後5時までだが、コロナ対応で時短)。定休日は第1・第3水曜日。

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