埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたまの49歳以下ワクチン接種、予約開始決定 11月中に接種希望者の7割完了目指す

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は、新型コロナウイルスのワクチン接種について、49歳以下の予約開始日時を決めた。45~49歳(約11万2千人)は31日午前10時から前倒して、24日午前10時から予約を受け付ける。40~44歳(約9万5千人)も同日午前10時から、12~39歳(約41万人)は9月3日午前10時から予約受け付けを開始する。

 今回の予約開始決定で、同市の接種可能年齢の全世代が対象となった。市は11月末までに接種希望者の7割完了を目指すとしている。65歳以上の高齢者は81・5%が2回の接種を終えている。

 市保健所によると、8月末以降のワクチン供給量が減少した時期より多くなる見通しがついたため、予約開始日時を決定した。40~49歳は早ければ予約開始後の8月下旬から、12~39歳は同じく9月上旬から接種可能としている。基礎疾患のある人、学校や児童福祉施設などの従事者、高齢者施設や障害者施設の従事者は、年齢区分の予約開始より先行して予約が可能。

 問い合わせは、市コロナワクチンコールセンター(フリーダイヤル0120・201・178、ファクス0120・289・139)へ。

ツイート シェア シェア