埼玉新聞

 

「幸せ」と感謝 寺田心さん、杉咲花さんら登場 埼玉・所沢が舞台の「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が完成

  • 「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の舞台あいさつに登場した(右から)赤楚衛二さん、三浦貴大さん、杉咲花さん、寺田心さん、大沢たかおさん、大島優子さん、三池崇史監督=15日午後、東京都千代田区

 所沢市を舞台にした新作映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(8月13日公開)の完成披露試写会が15日、都内で行われ、主演の寺田心さん(13)、俳優の杉咲花さん(23)、大沢たかおさん(53)、三池崇史監督ら7人が舞台あいさつした。寺田さんは「こんなご時世ですが、映画が上映されることをとても幸せに思います」と感謝の言葉を述べた。

 新作映画は、伝説の妖怪ハンターの末裔(まつえい)である所沢市の小学生渡辺ケイ(寺田さん)が巨大妖怪獣から世界を救う物語。埼玉の将軍塚に眠る「大魔神」を目覚めさせるため、ケイは狐面の女(杉咲さん)らと共に冒険に出るファンタジーエンターテイメントだ。

 自己紹介後、「撮影中、妖怪姿で会っていたので『はじめまして』の気分」という透き通った、おなじみの「寺田心ボイス」で始まった舞台あいさつ。妖怪に扮(ふん)した俳優陣は特殊メークをするのに3時間、それを落とすのに2時間かかるという苦労話を語った。大島優子さん(32)は顔左半分が凍っている雪女役。「顔につけるものが落ちてしまうので、横たわってメークしてもらった」。天邪鬼(あまのじゃく)役の赤楚衛二さん(27)も撮影期間中は普段でも黒い爪を付けていたので、「店員に『えっ』と驚かれた」と明かした。

 そのほかにもペットボトルの水が飲めない、衣装のすそが長くて転んだなどさまざまなエピソードが出た。寺田さんは「特殊メークや小道具など細部までこだわって作られている。それに演技が相まって、皆さんはまさに妖怪そのもの。僕はそのお芝居に驚き続けていた」と見どころを語った。

 司会者が「この中で一番妖怪っぽいのは」と質問すると、2番目に多かったのが寺田さん。赤楚さんは「僕が中学1年生の段階で、この受け答えは絶対できない」と礼儀正しさが妖怪レベルと絶賛した。最後に三池監督は「今、日本にいるわれわれに勇気を与えてくれる作品。少しでも楽しい気持ちになってもらえれば、映画を作った意義がある」と語った。

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