埼玉県などは30日、新たに109人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者が100人を超えたのは25日以来、5日ぶり。新規感染者の内訳は県発表が72人、さいたま市23人、川口市7人、川越市2人、越谷市5人。

　5月8日発表分の感染者1人の取り下げがあり、これまでに確認された感染者は4万6437人（チャーター便帰国者含む）、死者は831人（30日午後6時現在）。

　30日午後9時時点の重症者は15人、感染者の入院は303人、ホテル療養276人、自宅療養251人。退院・療養終了は4万4525人。

　県によると、変異株感染者は21日～27日の1週間で10～70代の男女20人。いずれも海外渡航歴はなく、デルタ株に感染しているとみられ、ゲノム解析を進める。21～27日の変異株PCR検査陽性率は5・6％だった。県管轄で30日に詳細が判明したのは10～70代の男女61人。会食で20代女性1人が感染したとみられている。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10～70代の男女23人。川口市によると、感染が判明したのは20～60代の男女7人。うち60代アルバイト男性1人が重症。川越市によると、感染が判明したのは20～80代の男女2人。越谷市によると、感染が判明したのは20～50代の男女5人。