埼玉新聞

 

ヤオコーに「情報発信コーナー」、埼玉・小川町が開設 店リニューアルを機に官・民・自治会で初の取り組み

  • 7月1日から本格運用される「小川町情報発信コーナー」。プレオープンとして「男女共同参画週間パネル展」が開催されている=小川町みどりが丘のヤオコーみどりが丘店

  • 「小川町情報発信コーナー」を開設したヤオコー

 小川町は7月1日から、ヤオコーみどりが丘店の一角に「情報発信コーナー」を開設する。官・民・自治会による初めての試み。現在、プレオープンとして29日まで、「男女共同参画週間パネル展」を開催している。

 同町がヤオコー、地元のみどりが丘自治会(住吉徹会長)と共同で取り組む。今春、同店のリニューアルを機に、3者が協議、実現した。同コーナーでは町の特産品の展示、観光やイベントのPR、ポスター掲示、健康福祉、子育てなどに関するパンフレットの配布、図書館資料の予約、マイナンバーカードの登録受付、各種相談などを行う予定。

 運用は同町と同自治会が共同で行う。開設時間は同店開店日の午前10時~午後6時半。週3回(月、水、金曜日の午後1時~同4時)、町職員を配置する予定。

 現在、「男女共同参画週間パネル展」を開催している。男女共同参画社会基本法の前文から第20条までをイラストを交えて分かりやすく紹介している。

 同町は「官、民、自治会の共同による取り組みは初めてで、活用方法は町民の皆さんの声を聞きながら随時、対応していきたい」としている。

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