アイドルグループ「ラストアイドル」は6月24日～30日に、東京・赤坂の草月ホールで行われる、舞台「球詠（たまよみ）」に出演する。同作品は、女子野球が女性らしいメジャーなスポーツとして認知されているという設定の現代日本を舞台に、埼玉県越谷市から全国高校野球大会への出場を目指す美少女たちの青春を描く。今回は埼玉県出身のメンバーで、川﨑稜役の畑美紗起さん（25）、大野彩優美役の町田穂花さん（18）に、単独インタビューを実施。前編では、舞台への思いや演じる役柄の見どころなどを聞いた。（全2回、森本勝利）

－舞台「球詠」の出演が決まったお気持ちは。

　畑　演技も舞台も未経験の私にとって、今回はすべてが初挑戦になります。アニメを見ることが好きなので、今回のような「2．5次元舞台」に出演できることにワクワクしています。ファンの方々の前で演じることは少し緊張しますが、感謝の気持ちを持って、精一杯演じたいです。

　町田　小学校で演劇クラブに所属した経験があって、主人公を演じました。その時に感じた「演技する楽しさ」が忘れられなかったので、このような機会をいただけたことは、本当に嬉しかったです。お仕事での舞台は初めてなので不安もありますが、全力で表現していきたいです。

－お2人が演じる役柄の見どころを教えてください。

　畑　新越谷高校の川﨑稜は、ボーイッシュで少しお調子者。私は声も高いし、話し方もゆっくりだから、心の中で「この役は私じゃないな」と思っていたので、聞いた時は正直驚きました（笑）。演じることに手こずりながらも、自分自身との性格が真逆だからこそ、Wキャストで演じる高橋みのりちゃんとの違いを見せたいです。

　町田　大野彩優美は、ライバル校・柳川大付属川越高校3年のエース。その座を奪い合う1年後輩の朝倉智景に対して、ライバル意識を燃やしながらも、抜かれまいと先輩風を吹かせる姿に、どこか愛おしさを感じます。随所に出る負けず嫌いな性格が、私と重なる部分があって、不思議な縁を感じながら役作りに励んでいます。

　－演じる中で心掛けていることはありますか。

　畑　（川﨑稜は）派手なプレーが持ち味なので、ダイナミックな動きを意識しています。横っ飛びでボールを捕ったりすることは大変だけど、最近メンバーから「稜ちゃんに見えてきた」と言われて、自信につながっています。野球観戦も好きなので、その時に見た選手の動きを思い出しながら、演技に取り入れたりしています。

　町田　役柄では（大野彩優美は）一番年上に当たるので、先輩の風格を表現したいと思っています。左投げのサイドスローで、少し独特な投げ方なので、動きを研究しながら力強さを見せたいです。だけど見た目や話し方には、女の子らしい一面があります。「隠れ運動神経が良いキャラ」なのも、私と似ていて親近感がわきますね。

（後編につづく）

■ラストアイドル

　秋元康氏がプロデュースする女性アイドルグループ。2017年にスタートしたアイドルオーディション番組「ラストアイドル」（テレビ朝日）で7つの椅子を奪い合う前代未聞の「入れ替えバトル」の末、デビュー。その後、2018年4月からの3rdシーズンで2期生が加入。今年4月28日、10枚目シングル「君は何キャラット？」を発売。

■畑美紗起（はた・みさき）

　ラストアイドル2期生。1996年3月27日生まれ。埼玉県出身。血液型はA型。愛称は「みいちゃ」。特技はバレエ、コーディネート。

■町田穂花（まちだ・ほのか）

　ラストアイドル2期生。2003年3月31日生まれ。埼玉県出身。血液型はB型。愛称は「ほの」「ほのちゃん」「まちほの」。特技はダンス、歌、縄跳び。

■サイン入りチェキをプレゼント

　インタビューを記念して、畑美紗起さん、町田穂花さんの直筆サイン入りチェキを計3名様にプレゼント。

≪応募方法≫

　2021年6月30日までに埼玉新聞キャラクター「サイのぶん太くんtwitter」をフォロー＆リツイートしてください。抽選で3名様にプレゼントいたします。（どのチェキかは選べません）

●サイのぶん太くんtwitter公式アカウントはこちら＠sainobuntakun

●ご自身のtwitterアカウントは必ず「公開」にしてください。

●6月30日までにフォロー＆リツイートされた方が応募対象となります。

※フォローを外された方は再度フォローください。

●「引用リツイート」や「コメントを付けてリツイート」は応募の対象になりません。

≪当選発表≫

　当選された3名の方のみに、当選者のtwitterアカウントへDM（ダイレクトメッセージ）にてご連絡します。

＝埼玉新聞WEB版＝