埼玉新聞

 

特産完熟トマト「白岡の太陽」知って 白岡の農産物直売所でイベント 梨に次ぐ特産品なるか

  • 人気の特産トマト「白岡の太陽」=白岡市千駄野のしらおか味彩センター

 白岡市の特産完熟トマト「白岡の太陽」を知ってもらおうと、6、7日に白岡市千駄野の農産物直売所「しらおか味彩センター」で「トマトマルシェ」が開かれる。同センターは「梨と同じくらい特産のトマトを知ってほしい」と呼び掛けている。

 梨や米に加え、トマト栽培が盛んな白岡。市はふるさと納税の返礼品、小中学校の給食に食材として活用、市内の飲食店でもオリジナルメニューをつくるなど、まちぐるみで白岡のトマトを盛り上げている。

 同センターでは2月中旬から7月にかけ、「白岡トマト組合」の生産者7人が毎朝摘み取ったトマトを販売。1袋約500グラム360円(税抜き)のトマトは「新鮮でおいしい」とリピーターが増える人気商品となっている。

 組合長の大高馨さんは「完熟が売りで、味には自信がある。トマトが梨に次ぐ白岡の特産品になれば」と話す。

 そんな「白岡の太陽」をアピールしようと、同センターは「トマトマルシェ」を開催する。2日間限定で、「白岡の太陽」を特別価格で販売。女子栄養大学と共同開発したトマトジュレやふりかけの試食会、手づくりカレーやトマトピザまんなどトマトにちなんだ企画を盛り込む。

 同センターの川口貴司営業本部センター長は「より多くの方に特産品のトマトを食べてもらいたい。イベントが『白岡の太陽』を知ってもらうきっかけになれば」と話している。

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