埼玉新聞

 

56年の歴史に幕 小川の竹沢保育園、きょう卒園式・閉園式 1965年に開園、計1422人を送り出す

  • 今月末で閉園する竹沢保育園と園児、教職員

  • 竹沢保育園の園舎=8日、小川町立竹沢保育園

 埼玉県小川町立竹沢保育園(新井嘉代子園長、園児35人)が今月末で、56年の歴史に幕を閉じることになった。コロナ禍、卒園と閉園式を兼ねた式典が10日、行われる。小川町立保育園は現在、竹沢、大河(園児数82人)、八和田(同58人)の3園体制。閉園は2011年3月の小川中央保育園以来。

 竹沢保育園は1965年4月に開園した。当初は旧竹沢中学校の建物を利用していたという。これまでに計1422人の卒園生を送り出している。

 一昨年から保育の安定運営、少子化などを理由に閉園方針が示され、昨年9月、正式に決まった。町内では4月から新たに私立「小川っ子保育園」(定数60人)が開設されるという。

 コロナ禍、式典は出席人数を制限するなど、規模を縮小して実施する。会場には園児と職員が小川和紙で作成したデコレーションが飾られるほか、卒園する年長の「きりん組」の園児10人は、担任の荒木公江先生と大谷美紀先生が、和紙で手作りしたピンクのコサージュを胸に式典に臨み、和紙の保育証書明を手に、教職員、保護者らから祝福を受け、さまざまな思い出が詰まった園舎に別れを告げる。

 新井園長は「地元の人たちらにお世話になって56年、感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちが、これからも健やかに成長することを願っています」と話した。

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