埼玉新聞

 

<新型コロナ>60代含む男女7人死亡、114人感染 小学校で学年閉鎖、クラスターの保育所は計18人に

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは6日、新型コロナウイルスに感染した7人が死亡し、新たに114人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が71人、さいたま市16人、川口市22人、川越市3人、越谷市2人。

 これまでに確認された感染者は2万9935人(チャーター便帰国者含む)、死者は618人(6日午後6時現在)。

 5日午後9時時点の重症者は39人、感染者の入院は590人、ホテル療養252人、自宅療養125人、退院・療養終了は2万7956人。

 県によると、県管轄では60~90代の男女7人が死亡した。詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女52人。クラスター(感染者集団)では、二つの医療機関と一つの高齢者施設で入院患者と入所者ら新たに5人の感染が確認された。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女16人。集団感染が発生している市立小学校の児童ら70人を検査したところ、10歳未満の男子児童の陽性が判明し、感染者は計13人となった。市教委によると、男児の通うクラスの学年を17日まで学年閉鎖とする。別の学年のクラスの児童らは陰性が確認され、8日から再開する。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満の未就学男児から70代の女性会社員までの男女22人。クラスターが発生した市立保育所で、新たに職員1人と園児8人の感染が判明し、これまでに計18人が感染。30代女性の市内医療関係者の感染も確認された。

 越谷市によると、感染が判明したのは40代と60代の男性2人。

 川越市によると、新たに感染したのは市外在住者1人を含む30~60代の男女3人。

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