埼玉新聞

 

能登・珠洲の中学、集団避難終了 1、2年生も地元で安堵

  •  集団避難を終え、石川県珠洲市に向かうバスに乗り込む中学生ら=21日午後、金沢市(代表撮影)

     集団避難を終え、石川県珠洲市に向かうバスに乗り込む中学生ら=21日午後、金沢市(代表撮影)

  •  集団避難を終え、石川県珠洲市に向かうバスに乗り込む中学生ら=21日午後、金沢市(代表撮影)

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市の中学1、2年生計38人が21日、集団避難を終え、滞在していた金沢市の宿泊研修施設「医王山スポーツセンター」から、バスで珠洲市民図書館に戻った。笑顔で記念撮影し、迎えの保護者らの姿に安堵の表情を見せていた。各校の22日の終業式に出席する。

 3年生は卒業式出席のため、10日に戻っており、珠洲市の全中学生の集団避難が終わった。この日、1、2年生は保護者らと手を取り合い再会を喜んだ。

 センターでは生徒がバス2台に乗車。センター職員は「応援してます」「元気でね」と書いたボードを掲げて見送り、生徒は車中から手を振っていた。

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