埼玉新聞

 

埼玉初進出!バイリンガル幼児園「KDI」、さいたまに今春オープン 幼児期は頭での理解より体感が大切

  • 職業体験プログラムでは部屋だけでなく職種によっては本格的な制服も用意している=さいたま市南区白幡5丁目のKDI武蔵浦和

 バイリンガル教育・知能教育・運動指導の3本柱で運営をするバイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル(KDI)」の埼玉県内初進出となる「KDI武蔵浦和」が今春に、さいたま市南区でオープンする。

 KDIは、やる気スイッチグループ(本社=東京都中央区・高橋直司社長)が展開するバイリンガル幼児園。「自分力、国際性、心身の穏やかな成長を育む。」を教育理念に掲げ、東京・神奈川・千葉・大阪の8園で開園しており、現在2歳~6歳までの2千人を超える子どもが通園している。

 年少々から年長まで15クラス432人の園児定員となるKDI武蔵浦和は、学習塾の国大セミナーや学童保育児童施設「オレンジプラネット」を手掛ける国大グループホールディングス(本社=さいたま市浦和区・小倉康司社長)が、やる気スイッチグループとフランチャイズ契約を結び運営に当たる。

 各クラスにネイティブスピーカーとバイリンガル教諭を配置し、園内生活を通して子どもたちが英語と日本語を習得できる環境であるとともに、KDI独自の職業プログラムや運動指導も特徴的だ。

 2階に用意されたパン屋や病院、スーパーなどの施設をイメージにした部屋では、英語で職業体験プログラムが行われる。

 子どもたちは、パン職人や配達員、医師、スーパーの店員、消防士など多様な業種の中から与えられる職種でのカリキュラムをこなすと、半年に1回報酬として園内独自の通貨を得ることができ、その通貨を園で用意した商品に換えることもできる。「幼児期で大切なのは頭で理解することでなく体感することだと考えています」と柳正勝園長。

 運動指導では、子どもたちに運動への苦手意識を持たせないよう同園独自のカリキュラム「Ninja遊び」の時間を用意。カリキュラムは、園内1階のゴム張りの床の部屋と2階のホールで進められていく。2021年度個別入園説明会を受け付けている。詳しく同園のホームページへ。

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