埼玉新聞

 

ハートわしづかみの埼玉生まれポニー、さいたまブロンコスのマスコットに 開幕戦でお披露目、名前を公募

  • クラブのマスコットに決まったポニーと触れ合う(左から)池田純代表取締役と中野広大、新川敬大、泉秀岳の各選手=13日午前、伊奈町小室の乗馬クラブ「クレイン伊奈」

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のさいたまブロンコスのマスコットに、埼玉生まれの雌のポニーが決まり、埼玉県伊奈町小室の乗馬クラブ「クレイン伊奈」で13日、池田純代表取締役や選手たちと触れ合った。さいたま市浦和区の浦和駒場体育館で16日行われる開幕戦でお披露目するほか、名前を公募する。

 「ブロンコス」は暴れ馬の意味で、クラブは1年以上前からマスコットにできるポニーを探していたという。選ばれたのはクレイン伊奈で生まれた7歳の雌で体長約70センチ。幼いころから大阪の牧場で人に慣れたり障害を跳び越えたりする調教を受け、昨年12月末に伊奈町に戻ったばかり。クレイン伊奈の担当者によると「人見知りをしない子」といい、もぐもぐ干し草を食べたり、人懐っこく顔を寄せてきたりする愛らしいしぐさで早くもクラブ関係者のハートをわしづかみ。池田代表取締役は「(マスコットが)本物の馬というわけにもいかないので」と笑いながら「バスケットボール好きな埼玉の子どもたちと一緒に成長していってほしい」と目を細めた。

 ポニーは今後、ファンとの交流イベントにも登場する。泉秀岳選手は「B3は開幕が遅れ、早く試合をしたい気持ちが高まっている中で、かわいいマスコットができてうれしい」と話していた。

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