埼玉新聞

 

浦和、今季リーグ初白星 松本に1-0、PKの1点を守り抜く 興梠、守備でも「チームを勇気づける」

  • 松本―浦和 後半24分、浦和の興梠(左)がヘディングシュートを放つ

  • 後半13分、浦和の柴戸(中央)がボールを奪いに行く

 PKの1点を守り抜いた浦和が松本を下し、今季のリーグ初白星を挙げた。

 浦和は風上の前半に相手の激しいプレッシャーに苦しんだが、後半26分に長沢の右クロスが相手のハンドを誘ってPKを獲得。キッカーを務めた興梠が、同27分に落ち着いてゴール右隅に流し込んで先制した。リードを奪った後も守備ラインを下げることなく、我慢強く松本の反撃をはね返した。

■「大きな1点」守備でも貢献/興梠

 後半27分のPKを冷静にゴール右隅へ流し込んだ。待望のリーグ戦初ゴールに「PKなのでラッキーな部分もあるが、自分にとって大きな1点。気持ちのモヤモヤがすっきりした」と柔和な笑みを浮かべた。

 前半34分には、松本の左CKからの決定的なシュートをゴールライン上でブロックし、「そういうプレーがチームを勇気づけられるなら」と守備でも貢献。「後ろが頑張ってくれているので、前が点を取らないといけない」とゴール量産への責任感に燃えていた。

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