埼玉新聞

 

交番がマンション“入居” 「東川口駅前交番」で開所式 老朽化で取り壊し、仮設経てマンション1、2階に

  • 開所式が行われた埼玉県警武南署東川口駅前交番=19日午前、東川口駅南口

    開所式が行われた埼玉県警武南署東川口駅前交番=19日午前、東川口駅南口

  • 開所式が行われた埼玉県警武南署東川口駅前交番=19日午前、東川口駅南口

 埼玉県警武南署東川口駅前交番がこのほど開所し、開所式が19日、関係者が出席して同駅南口で行われた。

 東川口駅前交番は1981年4月、JR東川口駅南口に新設された。周辺の開発が進む中、40年以上にわたって地域の安全、安心を守ってきたが、施設の老朽化に伴って2021年に取り壊され、これまで駅北口の仮設交番がその機能を担ってきた。

 新たな交番は駅南口のマンション「セスタ東川口」の1、2階部分に開所し、昨年11月30日に業務を開始。15人の警察官と2人の相談員が活動している。建物北側と西側にはLEDライトで「KOBAN」の文字が配され、JR駅ホームからも一目で交番と分かるようデザインされた。また、交番がある同建物には今年5月、市の「東川口駅前行政センター」の開所も予定されている。

 あいさつした武南署の門井幸夫署長は「警察の存立基盤は市民の力強いご支援とご協力が不可欠。勤務する職員一人一人が地域の方々との信頼の絆を深め、県民の安全・安心確保の実現へ、力強い警察活動を推進する」と述べた。

ツイート シェア シェア