埼玉新聞

 

熊谷小4死亡ひき逃げ、男児の遺品紛失で県警が遺族に回答 元警部補を虚偽公文書作成などの疑いでも捜査

  • 県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 熊谷市で2009年9月に小学4年の男児が死亡した未解決のひき逃げ事件を巡り、事件を担当した県警交通捜査課の60代の男性元警部補=定年退職=が証拠品押収の際に遺族に交付する文書を破棄していたとされる問題で、遺族側が提出していた要望書に県警が回答したことが5日、遺族側への取材で分かった。

 遺族側の代理人弁護士によると、県警は男性元警部補について、虚偽公文書作成や公文書偽造などの疑いでも捜査していると回答したという。

 問題を巡って遺族側は、元警部補が証拠品の腕時計の紛失を隠すために、うその文書を作成したのではないかと主張。虚偽公文書作成や公文書偽造などの疑いで捜査してほしいとして、県警に要望書を提出していた。

 事件は09年9月30日、熊谷市本石の市道で発生。自転車で帰宅中の小関孝徳君=当時(10)=が車にはねられて死亡した。小関君が身に着けていた腕時計は母親が10歳の誕生日に贈ったものだった。

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