埼玉新聞

 

高校入試を分析、スクール21が最新情報を解説 テスト結果・倍率に惑わされず、残り20週間どうすべきか 最も効果ある“解き直し”

  • スクール21入試情報センターが分析した情報に真剣な表情で耳を傾ける受験生と保護者ら=9日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ

    スクール21入試情報センターが分析した情報に真剣な表情で耳を傾ける受験生と保護者ら=9日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ

  • スクール21入試情報センターが分析した情報に真剣な表情で耳を傾ける受験生と保護者ら=9日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ

 学習塾のスクール21(本部・さいたま市中央区)は9日、中学3年生とその保護者を対象に「2024年度高校入試 入試情報講演会」を中央区のさいたまスーパーアリーナで開催した。

 イベントはスクール21入試情報センターがこれまでの入試情報の分析を基にした「高校入試講演会」と、県内外の私立、公立高校約90校の募集担当者が集まった「個別相談会」の2部構成で行われた。

 高校入試講演会では、入試情報センター所長の内山慎氏が、入試制度の確認や本年度募集の変更点など最新情報を解説し、「今後は各種テストの結果や進路希望調査の倍率などさまざまな情報が出てくるが、結果で一喜一憂せず、倍率などにも惑わされないこと。最後まで諦めなかった人間が入試は勝つので、少しでも不安な点があれば先生に相談してほしい」と話した。

 入試対策本部の宮川由三本部長は「2学期以降の入試対策」をテーマに、「県公立入試までの約20週間、何があるのかスケジュールを認識して行動することが大事。会場模試などでできなかった問題にきちんと目を向け、解き直しをすることが学力を上げる一番の要素になる。絶対に志望校に合格するという強い気持ちを持ち、必ず行動に移してやり切ってほしい」とアドバイス。さなるグループスクール21高校入試総責の稲毛重典氏は「夢はガソリンやエンジンになる。周りに自分の夢を語り、有言実行でまい進してほしい」とエールを送った。

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