埼玉新聞

 

<新型肺炎>運転免許の有効期限、3カ月間延長 県警が申請受け付け 7月31日満了まで対象者を拡大

  • 県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県警は運転免許証の有効期限延長の申請を受け付けている。申請の対象となるのは、有効期限が7月31日までの人。申請すると、有効期限の日から3カ月間、期限を延長することができる。

 延長措置は、鴻巣市の運転免許センターや各警察署(鴻巣署を除く)などで受けられるほか、郵送による申請も受け付けている。郵送の場合は、県警のホームページから入手できる申請書に必要事項を記入の上、免許証のコピーと切手を貼った返信用封筒を同封し、免許センターに郵送する。後日、返送されたシールを免許証に貼れば期限を延長することができる。

 県警は既に新型コロナウイルスの影響で、期限が今月30日までの人を対象に延長措置を行っていたが、さらに対象者を拡大した。

 同センターは免許更新の講習の際に、受講者の間隔を空けることや換気、マスクの着用などの対策を行っている。

 県警運転免許課の風間康男次席は「感染拡大防止のための措置を講じ、感染のリスクを分散していきたい」としている。

 問い合わせは、運転免許センター(電話048・543・2001)へ。

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