埼玉新聞

 

<新型肺炎>警官がマスク配布、長瀞のキャンペーンで好評「多くの人に喜んでもらえた」

  • 来園者にマスクを配布する荻野長武署長=20日午前11時ごろ、長瀞町の宝登山ロウバイ園

 秩父署は20日、ロウバイが見頃を迎えている長瀞町の宝登山ロウバイ園で、振り込め詐欺被害防止と交通事故防止のキャンペーンを行った。来園者たちにマスクやチラシなどが入った啓発品を配布し、振り込め詐欺被害防止と交通事故防止を呼び掛けた。

 荻野長武署長や大沢タキ江町長、地元の交通安全母の会会員、地域防犯推進委員など約30人が参加。黄色のロウバイが咲き誇る宝登山ロウバイ園で、来園者に啓発品を手渡した。振り込め詐欺の電話を受けた際、慌てることを意味する「狼狽(ろうばい)しないように」と声を掛けた。

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の影響で、マスクが不足していることもあり、来園者からは好評だった。荻野署長は「多くの人に喜んでもらえて良かった。皆さんと協力して、振り込め詐欺と交通事故の防止に努めていきたい」と話していた。

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