埼玉新聞

 

児玉高、児玉白楊高の統合見直しを OBら訴え、署名4千人分を提出 一方的に説明…飯能と不公平

  • 会見で県立高校統合計画の差し戻しを訴える児玉高校卒業生の沖村良子さん(左)ら=13日、県庁

 県教育委員会が本庄市の児玉高校と児玉白楊高校を統合する方針を示していることについて、計画の見直しを求める「二つの高校の統廃合の慎重かつ十分な検討を求める有志の会」共同代表の沖村良子さん(69)、浜田敏夫さん(68)らは13日、県庁を訪問し異議を伝えた。

 沖村さんと浜田さんはそれぞれ、両校の卒業生。昨年12月25日から2月11日に同市や上里町、神川町、美里町で集めた署名4652人分を県教委に提出した。

 県庁で開いた会見で浜田さんは「同様に統合が行われる飯能市では協議会を開催し住民の合意を図ったが、われわれに対しては説明会で一方的に説明するのみ。県立高校を減らされたら若者の育成が心配だ」と不満をぶつけた。同市の町田美津子市議も「あまりに不公平。県側の説明では新校に希望が見えない」と話した。

 沖村さんは「児玉高校は体育科から有力選手を輩出するなど特色のある学校だが、数年前から廃校になるという話が広がり、近隣中学からの進学が激減した。レベルや人気が下がったのではなく、風評被害だ」と訴え、今後も署名活動を続ける考えを示した。署名活動についての問い合わせは、沖村さん(電話090・1662・5128)まで。

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