埼玉新聞

 

渋谷、春日部と三兄弟? 同じ事務所が手掛けた志木市役所、解体へ 19日、市庁舎さよならイベント

  • 解体される「弟」の志木市役所の旧庁舎=志木市中宗岡

  • 「兄」の春日部市役所庁舎=春日部市中央

 志木市役所庁舎と春日部市役所庁舎は「兄弟」?今月下旬に、老朽化などによる新庁舎建設に伴って解体工事が始まる志木市役所旧庁舎と春日部市役所庁舎の外観は「兄弟では」と思わせるほど良く似ている。同じ、設計事務所が手掛けたものだが、なぜ似ているのかは、設計事務所関係者と連絡が取れないため、分からない。解体工事を前に、19日に「市庁舎さよならイベント」が行われ旧庁舎に名残を惜しむ。

■「兄」も建て替え決定

 両庁舎は共に地下1階、地上5階建て。正面がガラス張りで建物が緩くカーブし庁舎中央に入り口があるモダンな造りだ。竣工(しゅんこう)は春日部市が昭和45(1970)年12月、志木市はおよそ1年半後の同47(72)年5月。志木市の方が「弟」となる。

 志木市の職員の一人は「春日部市の庁舎を初めて見た時、似ていてびっくりした」と話すものの「お互い荒川を越えた向こうの話。似ていることを知らない市民も多いのでは」。

 同事務所は、すでに解体された東京都渋谷区役所の旧庁舎も手掛けた。この庁舎もガラスを多く使い、緩やかにカーブした建物だった。春日部市の職員は「人づてですが春日部、志木、渋谷は『三兄弟』だと聞いたことがあります」と話す。

 「弟」の方が先に解体されるが、「兄」も、取り壊しのスケジュールは決まっていないものの、建て替えは決定している。

 志木市の「市庁舎さよならイベント」は、午前9時半~ら午後4時。地元落語家らによる「志木寄席」、市広報大使「カパル」のグッズや旧庁舎の備品オークションなどが行われる。問い合わせは、志木市役所(電話048・473・1111)へ。

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