埼玉新聞

 

ホテルで女子中学生にみだらな行為、教諭免職 女子高生にみだらな行為の教諭も「自制心が弱く」/県教育局

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県教育局は25日、少女にみだらな行為をしたとして県立深谷はばたき特別支援学校の教諭(29)と、県立川島ひばりが丘特別支援学校の教諭(31)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 県立学校人事課によると、29歳教諭は10月6日、熊谷市のホテルで、県内に住む女子中学生が18歳未満と知りながらみだらな行為をしたとして、県青少年育成条例違反の疑いで県警に逮捕され、同月31日付で罰金40万円の略式命令を受けた。

 31歳教諭は昨年12月24日、東京都豊島区のホテルで、会員制交流サイト(SNS)で知り合った横浜市に住む女子高校生にみだらな行為をしたとして、今年10月2日に東京都健全育成条例違反の容疑で逮捕された。

 31歳教諭は「自制心の弱さが出てしまった」と話しているという。

 県教育局によると、県教育委員会の本年度の懲戒処分は25日現在で21件。うち、わいせつ行為などによるものは11件で、前年度の9件を上回った。同局は「わいせつ行為が多発していることを厳粛に受け止め、再発防止に全力で努めたい」としている。

 県教委はわいせつ行為等根絶行動指針を作成し、県立学校や各自治体の教育委員会などに配布している。

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