埼玉新聞

 

<県民の日>埼玉に眠る迷所、イシ★バシが巡る 「人間優先」道路、身長5mの鉄人28号、巨人の足跡など

  • 「人間優先」の路面標示(富士見市)

  • 富士見市内に5種類で10個点在している「人間優先」の標識や路面標示

  • 埼玉自動車大学校(伊奈町小室)にある「鉄人28号」モニュメント

  • 川越市古市場にある「義理と人情とやせ我慢」など提言と戒めの言葉を掲げた巨大看板

  • 日本各地に伝わる巨人「ダイダラボッチ」の伝説が由来の坂戸市の足跡公園

 11月14日は「埼玉県民の日」。埼玉には、珍しいけど脚光を浴びないもの、面白いけど注目されないものなど、知られざる「ディープ」なスポットが数多く点在する。埼玉をこよなく愛する埼玉専門のフリーライター「サイタマニア イシ★バシ」さんが、そんな県内に眠る「迷所」を紹介する。(森本勝利)

■人間優先(富士見市)

 富士見市が、通学路や人通りの多い狭い道に設置した標識や路面表示。市内には現在、5種類で10個点在しているという。どれも車の交通を規制するものではなく、控えてもらうためのもの。よって"人間以外"が通ることもある。

■生徒を見守る鉄人28号(伊奈町)

 埼玉自動車大学校(同町小室)にある「鉄人28号」モニュメント(高さ約5m)。約30年前に制作され、分解など紆余曲折を経ながらもほぼ原形を保って立ち続ける。2017年には昭和30年代の漫画と同じ色合いに再塗装された。鉄人はやっぱり"鉄人"なのだ。

■提言と戒めの巨大看板(川越市)

 国道254号バイパス沿い。川越市古市場には三角柱形の巨大看板がある。「義理と人情とやせ我慢」「澄んだ心と緑の大地」「酸素不足だ木を植えよう」と個性的な言葉が並ぶ。制作者で造園会社の山岸孝会長が「人生の提言と戒め」を伝えるために造った。

■足跡公園(坂戸市)

 滑り台の上から見た1枚。砂場で作られた足裏、ゴツゴツとした石の指…大きな足跡に見える。その名も「足跡公園」。由来は日本各地で伝承される巨人「ダイダラボッチ」の伝説がここにもあるから。写真は左足だが園内には右足も存在するので、ぜひ探してみてほしい。

■サイタマニア イシ★バシ

本名は石橋啓一郎。1979年生まれ。埼玉専門のフリーライター。埼玉新聞社のタウン記者、埼玉県の東京オリンピック・パラリンピックの都市ボランティア研修の講師などを務める。ラジオ番組『日刊!さいたま~ず』(NHKさいたまFM、月~金午後6時から)に出演中のほか、埼玉の穴場ツアー(通称イシ★バシツアー)を開催するなど、各方面でマルチに活躍中。

=埼玉新聞11月13日付別刷り「11月14日は埼玉県民の日」特集から抜粋=

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