埼玉新聞

 

「思いは一緒」継いでいく 「最後」の元救護員ら死去、日赤埼玉県支部が追悼式 現役看護学生も決意新たに

  • 日赤県支部の殉職救護員追悼式が開かれ、参列者が慰霊碑に献花した=25日午前、さいたま市浦和区岸町

    日赤県支部の殉職救護員追悼式が開かれ、参列者が慰霊碑に献花した=25日午前、さいたま市浦和区岸町

  • 元従軍看護師の木村美喜さんが寄贈した展示品などを鑑賞する看護学生ら

    元従軍看護師の木村美喜さんが寄贈した展示品などを鑑賞する看護学生ら

  • 日赤県支部の殉職救護員追悼式が開かれ、参列者が慰霊碑に献花した=25日午前、さいたま市浦和区岸町
  • 元従軍看護師の木村美喜さんが寄贈した展示品などを鑑賞する看護学生ら

 埼玉県さいたま市浦和区の日本赤十字社県支部(支部長・大野元裕知事)で25日、日中戦争と第2次世界大戦で殉職した同支部派遣の従軍看護師ら救護員32人の追悼式が開催された。日赤関係者や遺族らが参列し、黙とうをささげ、慰霊碑に献花して平和を願った。存命だった元救護員の女性2人が、この1年で死去した。同支部は戦争の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを発信していきたいとしている。

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