埼玉新聞

 

即位祝う750のちょうちん、さいたま・氷川神社で有志ら点灯 参加者から歓声「美しい景色見られた」

  • 楼門前で一斉に明かりがともされたちょうちん=22日午後5時10分ごろ、さいたま市大宮区の氷川神社

 即位礼正殿の儀が行われた22日、さいたま市大宮区高鼻町の氷川神社では、即位を祝う「天皇陛下即位献灯点灯式」が開かれ、約750のちょうちんが氷川の杜(もり)を明るく照らした。

 式は氷川神社と市民有志によって行われ、参加者全員が参拝した後、神社楼門前で午後5時から実施。雨が上がり、夕闇が広がる中、氏子や県内企業から寄せられた参道左右のちょうちんに一斉に明かりがともされると、参加者から歓声と拍手が湧き起こった。

 楼門には氷川神社の八雲神紋、日の丸とともに「奉祝 天皇陛下御即位」の文字が記されたちょうちんが掲げられ、参加者たちは万歳三唱し、振る舞い酒で祝った。

 東角井真臣権宮司(41)は「人々が集まり、即位をお祝いする、素晴らしい、美しい景色が見られたことをうれしく思います」と話した。

 ちょうちんは来年2月の節分まで点灯される予定。

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