埼玉新聞

 

ウナギ、とてもおいしかった…さいたまで「うな重食べ放題」 老舗の川魚料理店が創業140周年を記念、初めて無料で実施…全国から9万5000人が申し込み、抽選で計100人舌鼓を打つ 通常はないメニューの提供も

  • 食べ放題を楽しむ参加者ら

    食べ放題を楽しむ参加者ら=3日、さいたま市南区

  • 【地図】さいたま市南区(背景薄緑)

    さいたま市南区の位置

  • 食べ放題を楽しむ参加者ら
  • 【地図】さいたま市南区(背景薄緑)

 さいたま市が誇る名物・ウナギの食文化を次世代につなげていこうと、1886(明治19)年創業の老舗川魚料理店「うらわのうなぎ萬店(まんだな)」(さいたま市南区)は3日、創業140周年を記念した「うな重食べ放題」を行った。

 食べ放題は今年で6回目。140周年の節目となる今回は、初めて無料で実施した。昨年の応募者は延べ1万6200人だったが、今年は全国から約9万5000人の応募があり、950倍の抽選倍率を突破した計100人(午前と午後の2部制)が絶品うなぎに舌鼓を打った。

 親子の枠の午前の部では、ウナギのつかみ取り体験やかば焼き調理を見学した。缶詰製造体験ではウナギのたれが入った筑前煮の缶詰を作成。参加者らは缶にイラストを描き、オリジナル缶詰を仕上げた。

 食べ放題は45分の制限時間の中で、1食目は松重(通常価格5600円)、2食目は通常メニューにはない白焼きのうな重、3食目以降は松重を提供。時間内でウナギへのこだわりを紹介したほか、発酵ジンジャーエールの試飲体験やさいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」が応援に駆け付けるなどさまざまな催しで会場を盛り上げた。

 同店の金子剛社長は「来場者におなかいっぱいウナギを楽しんでもらえることは、大変喜ばしい」と笑顔を見せた。

 最多となる4杯のうな重をたいらげた鴻巣市の佐脇論さん(47)は「実施日が夫婦の結婚記念日だったので、参加できて良かった。ウナギは皮目が柔らかくて、とてもおいしかった」と満足げだった。

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