SNSに虚偽の投稿「事件に関与」…埼玉・三郷市長らの名誉を傷つける 地裁、市議に有罪判決 常習的で執拗…立場を明示して投稿→真実味を持って受け止められる危険性が高い 裁判官「自分の行動に注意して」
2026/11/07/08:41
三郷市の木津雅晟市長らに対し、交流サイト(SNS)に「事件に関与した」などと虚偽事実を投稿して名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)の罪に問われた同市議の関根和也被告(46)の判決公判が6日、さいたま地裁で開かれ、増尾崇裁判官は拘禁刑1年、執行猶予4年(求刑拘禁刑1年)を言い渡した。
増尾裁判官は判決理由で、5カ月余りの間、23回にわたり、SNSで市長ら4人に対して虚偽の投稿をしたことについて「いずれの投稿も名誉を大きく毀損する内容で、常習的で執拗(しつよう)な犯行」と指摘。また、不特定多数に見られるSNSで、市議という立場を明示して投稿したことは「より真実味を持って受け止められる危険性が高かった」とし「犯行の結果は軽視できないし、犯行態様も悪質」と述べた。
増尾裁判官は判決言い渡し後、執行猶予の内容を説明し、「4年を過ぎても自分の行動に注意してください」と述べた。
判決によると、関根市議は昨年7月22日~同年12月31日の間、三郷市長などの名誉を毀損しようと考え、23回にわたって、SNSで市長に関して「公共事業の入札において、受託収賄事件および公契約関係競売妨害罪に関与した」などと投稿し、市長ら4人の名誉を毀損した。
関根市議は昨年8月以降、市役所を訪れて職員に暴言を浴びせたりするなどし、昨年12月3日、市議会で除名処分が可決され市議を失職。県へ不服申し立てを行い、今年7月10日に処分が取り消され、三郷市議に復帰している。








