埼玉新聞

 

JTロシア事業を暫定管理 プーチン氏が大統領令

  •  ロシアのプーチン大統領

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 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は5日、日本たばこ産業(JT)の世界のたばこ事業を統括する海外子会社JTインターナショナル(JTI)のロシア事業を、ロシア企業の暫定管理下に置く大統領令に署名した。JTの売り上げ全体の約1割を占め、ロシア国内のたばこ市場では首位。経営に影響が出る恐れもある。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け日本企業の撤退が続いた中、JTは事業を継続している。

 米欧と足並みをそろえて制裁を続ける日本に対し、ロシア側は反発。プーチン氏が8月に北方領土を訪問、10月には連邦保安局(FSB)が北海道新聞記者を拘束し、日本側を揺さぶるかのような動きを見せている。

 JTIによると、ロシアのJTIの事務所や工場では約4千人が働いており、北西部レニングラード州やモスクワ南方のリペツク州など計四つの生産拠点を有する。1999年からロシア事業を開始し、国内企業買収などを経て2007年にたばこ市場で首位となった。

 JTは「従業員をはじめとするステークホルダーを最優先に、今後取り得る選択肢を精査している」とコメントした。

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