埼玉新聞

 

【ねんりんピック】最年少の選手兼監督 「巡り合わせ生かしたい」 ソフトテニス・川口市の村瀬充選手(60)

  • 「埼玉でやるからには優勝を狙う」と語る村瀬充選手=14日、川口市芝中田「埼玉でやるからには優勝を狙う」と語る村瀬充選手=14日、川口市芝中田

    「埼玉でやるからには優勝を狙う」と語る村瀬充選手=14日、川口市芝中田

  • 「埼玉でやるからには優勝を狙う」と語る村瀬充選手=14日、川口市芝中田「埼玉でやるからには優勝を狙う」と語る村瀬充選手=14日、川口市芝中田

 「自分が出られるタイミングで、ねんりんピックが埼玉で開催される。この巡り合わせを生かしたい」。ソフトテニスで、県予選を勝ち抜いた選手で構成する「TEAMあまりん」の村瀬充選手=川口市=は今月、60歳の誕生日を迎えた。「年齢的に出られると思っていなかった」という状況から一転、「埼玉でやるからには優勝を狙いたい」と目標を語る。

 長野県出身。国税局職員だった父親の転勤に伴い、幼稚園時代に戸田市へ移り住んだ。テニスのウィンブルドン大会のテレビ中継でマッケンローのプレーに魅了され、野球少年から一転、進学した市立川口(現川口市立)高校では軟式テニス部に入部した。

 高校時代の最高成績は県16強。実業団で1年間プレーした後、川口市の青木町公園近くのテニスショップで働き始める。28歳で市内にテニスショップ「エムズ」を開業。ソフトテニスのクラブを二つ立ち上げるなど、競技の普及、発展にも貢献してきた。

 チーム最年少だが、監督を兼ねる。「女子もミックスも、全日本の優勝経験者ばかり。自分は若いだけ。プレッシャーはある」と言う。シニア大会では珍しいチーム戦で競う今大会。「TEAMあまりん」にちなみ、試合前後にイチゴ柄のウエアの着用を提案するなど、チーム内の明るい雰囲気づくりに余念がない。

 川口在住歴、35年以上。その中で、「川口が日本のソフトテニスの中心地」という思いが膨らんでいった。ジュニア世代から一般まで、一貫して選手の育成に取り組み、昭和50年代を中心に活躍した、市出身者や川口ゆかりの選手、計6人が世界選手権の歴代優勝者として名を連ねる。

 ペアを組むのは、元川口市職員の浜田武徳選手(62)。自身の過去最高成績はシニア大会での全国2位。それだけに、「埼玉県、川口市、『ソフトテニスここにあり』というところを見せたい」と闘志をのぞかせた。

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