埼玉新聞

 

「心から先生と呼べた」 倉本聰さんお別れの会

  •  倉本聰さんのお別れの会=3日午前、北海道富良野市

     倉本聰さんのお別れの会=3日午前、北海道富良野市

  •  倉本聰さんのお別れの会=3日午前、北海道富良野市

 9月に91歳で亡くなった脚本家倉本聰さんのお別れの会が3日、北海道富良野市の劇場「富良野演劇工場」で開かれ、俳優やファンが花を手向けて故人をしのんだ。代表作のドラマ「北の国から」で主人公黒板五郎(田中邦衛さん)の義理の妹・宮前雪子役を演じた竹下景子さんは「心から先生と呼べる、大きな大きな先生でした」と瞳を潤ませた。

 「草太兄ちゃん」こと北村草太を演じた岩城滉一さんは、祭壇の倉本さんの写真をじっと眺めて静かに手を合わせた。取材に「先生だけはいつも味方をしてくれた。義理も恩もすごくある。全て先生から授かった」と語った。五郎の娘の蛍を演じた中嶋朋子さんも姿を見せた。

 ドラマ「やすらぎの刻~道」に出演した風間俊介さんは「先生から渡してもらった物語を、自分の血肉にして生きていけたらと思う」と感謝を口にした。交流があった映画監督の是枝裕和さんは、倉本さんの作品について「しくじった人たちへの偏愛にあふれている」と表現。自身が脚本を書くときの「お手本であり教科書」にしてきたと振り返った。

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