【NEOインタビュー⑳】わらうだんご 地域密着で認知度向上へ さいたま市緑区
団子専門店の「わらうだんご」(さいたま市緑区)が、独自の市場開拓を進めている。同区の「東浦和本店」を拠点に、移動販売車(キッチンカー)を使った広域的な移動販売に注力し、認知度の向上とブランド価値の浸透を図るビジネスモデルを構築した。
「わらうだんご」は、空調機修理・工事などを手がける奥田冷熱(さいたま市緑区)の事業部門の一つとして、2024年3月に開業した。同社の奥田智隆社長が代表を兼務している。店の最大の特徴は、地域の祭りなど地元の催事への積極的な参加だ。集客力の高い地域行事での対面販売を重ねることで、知名度を高めるとともに顧客開拓を推進している。
奥田代表自身が地域行事の現場に立ち、参加者の反応や生声を直接聞いて事業展開に生かしている。そこには「地域密着」を掲げる強い思いがあり、地域に出向く地道な営業によって顧客も着実に増えている。
団子は通常、上新粉を練って作られることが多いが、「わらうだんご」はうるち米を蒸して作る独自の製法を採用。コメは埼玉県産を使用し、「コメ本来の風味を味わってほしい」というこだわりを持つ。名物「みたらし団子」のタレは、奥田代表が自ら厳選したかつおだしのうまみを利かせたものだ。調理師免許を持つ奥田代表の知見が随所に注ぎ込まれている。
「まずは足元のさいたま市の銘菓、そして埼玉の銘菓、関東の銘菓に育て上げ、将来は日本を代表するブランドに成長させたい」と、奥田代表は今後の将来像を描いている。
■私を支える 「お客さまの笑顔」
奥田智隆代表は空調機修理・工事会社を立ち上げた起業家。新たに開業したのが、団子専門店「わらうだんご」だ。リスクを恐れず、新しいビジネスに果敢に挑戦し続けるその原動力は「お客さまの笑顔」という。
開業から2年6カ月。さまざまなアイデアを形にし、素材にも徹底的にこだわった本格的な団子は現在、幅広い世代から支持を集めている。
「団子で日本中に笑顔を広げたい」と始めた事業。「お客さまが食べている時に笑みがこぼれるのを見ると私もうれしく、『もっと頑張ろう』という気持ちが湧いてくる」と、熱く語る。








