埼玉新聞

 

【NEOインタビュー⑲】LandBridge 「最新の波」に乗り続ける 越谷市

  • 「AIを活用して、関わった人の状況が良くな ってほしい」と話す三森一輝社長

    「AIを活用して、関わった人の状況が良くな ってほしい」と話す三森一輝社長

  • 「AIを活用して、関わった人の状況が良くな ってほしい」と話す三森一輝社長

 起業していた父親の影響で、自分で采配を振るうことに憧れがあった。警察官として働くなか、「リーダーシップを発揮したい」と考えるようになり、将来性を感じたプログラミングの民間企業へ転職。ベトナムのエンジニアに教わりながら働き、システム開発を続けるために独立した。

 フリーランスで働くことで、IT業界の人材不足に気付いた。「正直、自分はプログラミングが向いていると思っていなかったのに、案件が取れた。なら、得意な人に任せた方が効率が良い」。前職で仲を深め、いつか一緒に仕事がしたいと考えていたベトナムのエンジニアたちに相談。共同で仕事をする話がまとまり、2022年にLandBridgeを設立した。業務提携の中で課題だったのは、言語の壁。エンジニアたちは日本語も話せるものの、細かなニュアンスの違いが生まれてしまう。連携の難しさを実感する中、􏇧年1月にはベトナム側の体制を調整していた現地の担当者が経費を着服するという裏切りもあったという。

 問題を解決したのは、人工知能(AI)「Claude Code」の導入だ。􏇧年􏇛月に営業方針を転換し、ベトナムのエンジニア頼りだったシステム開発をAIに任せることで、日本のメンバーで業務を回せるようになった。

 資料制作などにもAIを活用し、セミナーなどを通じて信用を積み上げてきた。「AIの世界は変化が速いが、最新の波に乗っている自負がある。AIの相談窓口になっているし、最新を知っている会社が埼玉にあると知ってほしい」と力を込めた。

■私を支える 「スポーツでの体験」
 体を動かすことが好きで、小中高校の同級生と一緒にチームを組むビーチボールバレーで、全国大会に出場するほどの実力。週1〜2回は集まって、2時間は練習する。

 今までの最高成績は2位。両親がやっていたことをきっかけに、親孝行として始めた。「ボールが軟らかいので、年齢問わず誰でもできるのが魅力」と語る。年に2回の全国大会に今年も出場が決まっており、優勝を目指す。

 「勝つ瞬間が楽しい。汗をかいて、ぎりぎり負けそうっていうタイミングで『生きてるな』って感じがする。仕事ではできないこういう体験が、意外に大事」

【会社概要】 2022年設立。システム開発などIT関連を中心に、AIを活用して幅広く事業を展開。プロ野球特化推し活アプリ「Mi―mo」や、学生アスリート向け弁当サービス「ふとるめし」などを運営。越谷市川柳町2の401。電話090・3221・6638。
【プロフィル】三森一輝(みもり・かずき) 越谷市出身、大宮東高出。横浜DeNAベイスターズで活躍する内野手・三森大貴選手の兄。7年間務めた警察官時代、駅伝強化選手にも選ばれた。
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