無我夢中…小6男児が溺れる 川で頭が沈んだ11歳、ほかの子らが叫ぶ…近くの男性会社員が救出 フェンスを越え3メートル飛び降り、川を泳いで男児を抱く 水を飲むも男児は翌日退院「間に合わないと思った」
2026/11/02/12:28
川で溺れた子どもを救出したとして、埼玉西部消防局は所沢市の会社員佐藤敬さん(51)とパート職員外間(ほかま)久子さん(63)を表彰した。「助けて」という声を聞き、外間さんが通報。佐藤さんが着衣のまま川に入り、子ども抱えて泳いで救出した。
同局などによると、8月26日午後4時20分ごろ、同市上安松の柳瀬川にコイを見に来ていたという小学生3人のうち、小学6年生の男児(当時11歳)が深みにはまって溺れた。現場周辺は浅瀬だが、男児が溺れた場所は急激に水深が深くなり、1・7メートル以上あったという。子ども2人は川岸で声を上げ、救助を求めていた。
仕事からの帰宅中だった佐藤さんが助けを求める声に気づき、水面から男児の頭頂部が浮き沈みしているところを発見した。フェンスを乗り越え、約3メートルの斜面を飛び降りて川に入り、男児を抱いて泳いで救出。外間さんが119番し、11分後に救急隊が到着した。男児は水を飲んでおり入院したものの、外傷はなく翌日には退院した。
感謝状を受け取った佐藤さんは、「斜面を降りるときは少し怖かったが、(男児の)頭が沈んでいたので間に合わないと思い無我夢中だった。無事で本当によかった」と話した。村田雄一消防局長は、「お二人の迅速かつ勇気ある行動が功を奏した」と感謝を示した。








