【NEOインタビュー⑯】大東 健康経営実践、社員は財産 さいたま市見沼区
水道・衛生・空調設備工事などを手がける大東(さいたま市見沼区)。坂原一社長は、目指す企業像について、「地域、顧客から信用、信頼される企業。大東に任せれば安心・安全だと言われる企業」と語る。
2006年2月に創業。以来、技術力を磨き、接客も含めた高品質、丁寧な仕事にこだわっている。そのために、人づくりに注力している。
まず、社員の健康を考えることから始めた。23年度に健康経営優良法人に認定され、26年度まで毎年認定を受けている。健康経営優良法人は、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度。国も健康経営を普及促進している。
大東は朝食支援として、社内の冷蔵庫に軽食を用意しているほか、野菜不足を少しでも補ってもらおうと、野菜ジュースも提供。会社のゴルフ部にはプレー代などを一部補助している。
現場の社員には夏の猛暑の時期は空調服を支給し、バッテリー式の冷蔵庫とドリンクを持たせ、30分置きに休憩を取るなど、社員の健康管理を徹底。「人が全て。社員は財産」という。人材ではなく、「人財」の視点で経営している。
健康経営を推進することで、若手をはじめ社員も定着、採用面でもプラスとなっている。積み重ねてきたこだわりの仕事により、顧客が顧客を呼んで業績も拡大している。
現在は新規事業の立ち上げを構想。全く違う分野に参入する考えだ。新たな挑戦が始まる。
◆私を支える「集まった社員」
創業間もない頃は、とにかく前だけを見て突っ走ってきたと坂原社長は話す。
創業者としてゼロからのスタート。「私のところに集まってくれた仲間、社員を絶対に守る」。そんな強い思いから、後ろを振り返ることなく全力疾走してきた。
そんな時にブレーキをかけてくれる役割を担ってくれたのが、清水賢常務(54)と経理部長ら幹部社員。清水常務は坂原社長がヘッドハンティングした。
「清水常務らのおかげで立ち止まり、ひと呼吸し、考えることができた。いま大東があるのは、この人たちがいたから」と感謝する。








