埼玉新聞

 

【NEOインタビュー⑩】green optical 人生変わる眼鏡を提案 埼玉県東松山市

  • 【NEOインタビュー⑩】green optical 人生変わる眼鏡を提案 埼玉県東松山市

    green optical店主の谷嶋紀彦さん

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 「一人一人のお客さまに対して、価値のある眼鏡を販売したい」と利用者に寄り添い、長く愛用できる1本を提案する。左右の目のわずかな位置のずれや、ピントを合わせる力、立体視などを総合的に評価する「両眼視機能検査」を導入。見え方の質を考慮した眼鏡作りを行っている。

 滑川町で眼鏡屋を経営する父・稔さんの姿を見て育ち、「職人気質の仕事人間だった父への反発もあった」と、一度はファッション系の専門学校に通いながらアパレル業界へ飛び込んだ。「眼鏡もファッションの要素で、年齢を重ねても突き詰められる」と考えを改め、大手チェーン2社で修業を積んだ。2012年から父の店を手伝い、「何十年も店を守った父のやり方を変えるのもおかしい」と16年9月に独立した。

 自身は遠視で、一般的な視力検査では「良い目」。20歳前後まで裸眼で生活していたが、焦点を合わせるために目の周りの筋肉で補正していたため、慢性的な頭痛に悩まされていた。両眼視機能検査の存在を知り、同検査を広めていた東京・吉祥寺の「オプテリアグラシアス」で眼鏡を作ると、症状が劇的に改善。同店の伊藤次郎代表に師事して技術を学んだ。

 店名の由来は、心や目が休まる「グリーン」と視覚や光学を意味する「オプティカル」。フレームは大量生産されることのない、国内外のデザイナーブランドを厳選し、プリズム加工のレンズなどを用途に応じて組み合わせる。時間をかけて行う検眼や掛け具合の調整など、丁寧な接客が評判と認知度を高め、遠方からの来客も増加している。

◆私を支える「お客様の笑顔」

 強い近視を補正する眼鏡はレンズが厚くなりやすく、苦手意識を持っている顧客も少なくないという。「お客さまが初めて自分に似合う眼鏡と出合い、鏡を見て自然と笑顔になる瞬間がある。1本の眼鏡で人生は変わる。その場面に立ち会えることが何よりの喜び」と実感を込める。

 接客で大切にしていることは、一人一人と丁寧に向き合い、「今まで知らなかった自分」に出会ってもらう体験を提供すること。そのために、時間をかけてヒアリングを行い、仕事やライフスタイル、眼鏡を使用する状況、普段の悩みまで聞き取り、本当に合った1本を提案する。

【店舗概要】予約優先制で眼鏡、補聴器を販売。営業時間は午前10時~午後7時。水曜定休。東武東上線東松山駅東口から徒歩6分。駐車場1台。予約は無料通信アプリLINE(ライン)や電話、予約フォームから。東松山市松葉町1の5の4(電話0493・81・6252)。
【プロフィル】谷嶋紀彦(やじま・のりひこ) 東松山市出身、滑川中―埼玉平成高。「好きな商品を仕入れるので、自分の眼鏡も3桁はある」。趣味は釣り。
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