埼玉新聞

 

ちょっぴり大人の味…地酒と酒粕のロールケーキ、季節限定で登場 埼玉工大の学生プロジェクトの日本酒を使用 オレンジやシャインマスカット入り 1個600円、今月末まで

  • 日本酒の「瞬喜道」とロールケーキを手にする西山翔太さん=深谷市岡のロールケーキの店「そらのおかし」

    日本酒の「瞬喜道」とロールケーキを手にする西山翔太さん=深谷市岡のロールケーキの店「そらのおかし」

  • 【地図】深谷市(背景薄緑)

    深谷市の位置

  • 日本酒の「瞬喜道」とロールケーキを手にする西山翔太さん=深谷市岡のロールケーキの店「そらのおかし」
  • 【地図】深谷市(背景薄緑)

 埼玉工業大学の学生プロジェクトで醸造した地酒を使ったロールケーキ「日本酒 瞬喜道(しゅんきどう)」を、深谷市岡のロールケーキ専門店「そらのおかし」が開発し、季節限定で今月末まで販売している。日本酒と酒粕で味に深みを加えたケーキは、ちょっぴり大人の味わいだ。

 同大では、学生有志によるプロジェクトを展開。その一つの「米と日本酒プロジェクト」は、深谷の農家の協力で田植えから稲刈りまでの米作りを行い、栽培した米を使って市内の丸山酒造で日本酒を醸造する企画だ。2012年度から始まり、同大オリジナルの日本酒ブランド「瞬喜道」を商品化している。

 昨年度からこの酒を使ったゼリーを作り、学園祭で販売。今年のゼリーの販売に向け、プロジェクトの14代目代表の西山翔太さん(20)=同大3年=が、「そらのおかし」の代表の河原知香子さんにコラボレーションを持ち掛けた際、ロールケーキの開発も企画書に盛り込んでいたのがきっかけとなった。

 ロールケーキは、河原さんが学生たちの意見を聞きながら何回も作り直して完成させた。日本酒をイメージし、生地は米粉100%、酒粕や少し日本酒を混ぜ、卵白を使って白く仕上げた。生クリームにも酒粕を混ぜた。熱を加えているのでアルコール分は飛んでいるが、ほんのり日本酒を感じる個性的な味わいに仕上がった。オレンジやシャインマスカットなどのフルーツを入れ、お酒のゼリーを載せている。

 以前からお酒のロールケーキを作りたいと思っていたという河原さん。地元の農家や酒蔵が参加した学生プロジェクトの地酒について、「顔が分かっている人が造ったお酒を使うと、こちらも気持ちがこもる」と話す。店頭で販売を始めたところ、常連客からも「おいしかった」と評判は上々という。

 西山さんは「最初は甘酒ふうに仕上がったと聞いていたが、食べやすいロールケーキになった」という。河原さんも「学生が田植えから関わったお酒で造った深谷育ちのロールケーキをぜひ食べてほしい」と話していた。

 ロールケーキ「日本酒『瞬喜道』」は1個600円。営業日は原則として金・土・日曜の午前11時~午後6時(売り切れ次第)。

 問い合わせは、そらのおかし(電話070・8965・6011)へ。

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