中国、長征90年で式典 来年党大会控え団結図る
2026/10/22/11:54
【北京共同】中国共産党軍が国民党軍の攻撃から逃れ、国内を大移動した「長征」(1934~36年)から90周年を記念する式典が22日、北京で開かれ、習近平国家主席が演説した。国営通信新華社が伝えた。
式典には習氏ら最高指導部のメンバー7人全員が参列した。5年に1度の共産党大会や軍創設100年の節目を来年に控え、習指導部は1949年の中華人民共和国成立につながった長征の意義を強調する宣伝を強化している。共産党の正統性をアピールし、党の団結と国威発揚を図る狙いがある。
長征では蒋介石率いる国民党軍の攻撃を受けた共産党軍が江西省の革命根拠地を放棄し、約1万2500キロの道のりを行軍した。毛沢東がその途中、貴州省遵義での会議で共産党内の主導権を掌握。湿原や雪山を越えた不屈の「長征精神」は現代でも、米中貿易摩擦など中国が新たな課題に直面した際に国民を結束させるスローガンとして用いられている。












