競技再開から35年 生きる糧に ねんりんピック 卓球 朝霞市の浅川洋子選手(70)
ラージボールという競技をご存じだろうか。直径44ミリのオレンジ色のボールをラケットで打ち込む卓球のこと。通常の卓球の球(直径40ミリ)より大きく、重さは軽く作られている。日本卓球協会が約40年前、子どもや高齢者など初心者に卓球に親しんでもらおうと、考案したそうだ。
ねんりんピックでも採用され、3ゲーム制(2ゲーム先取で勝ち)以外は5ゲーム制の通常の卓球とルールは同じ。そんなオレンジのボールに魅せられ、35年前から卓球台に向かって汗を流している浅川洋子選手(70)=朝霞市=は埼玉大会で65歳以上の混合ダブルスに出場する。
ねんりんピックは2021年の富山県大会を皮切りに、23年の愛媛県、25年の岐阜県に次いで4回目の出場。1次リーグと2次リーグの勝者によるトーナメント制で、これまで埼玉県チームは2次リーグで敗退しており、浅川選手は「今回は必ず優勝を目指します」と意気込む。
東京都出身。中学時代から新座市内で過ごし、朝霞高校で卓球部に入部したが、目立った戦績は残せなかった。教諭の勧めで東京女子体育大に入ったが、部活には入らなかった。結婚後は川口市に転居し、子供が就学した35歳の時、「体を動かしたい」と地元の卓球クラブに加入した。
その後、40歳で朝霞市に転居し、市卓球協会のクラブに加入。これまでに県大会の女子ダブルスで数回優勝しているほか、今年5月に春日部市で開催された東日本ラージボール大会の混合ダブルス(ペアの合計年齢=130~140歳部門)で優勝などしている。
健康のために再開した卓球だったが、今では「1点を取ったり、勝利した時がうれしく、上を目指したい」と生きる糧になっている。今年はねんりんピックと10月の関東大会、12月の全日本大会に出場し、混合ダブルスで上位の成績を残すのが目標で、週2日の練習に励んでいる。










