中国系AI、数十社攻撃に悪用か 米韓でもサイバー被害
2026/10/20/10:06
企業への不正アクセスにより個人情報漏えいが相次ぐ中、サイバー攻撃の一部に中国系の人工知能(AI)のソフトウエアが悪用された可能性があることが20日分かった。民間のセキュリティー会社が確認した。金融や物流など国内の数十社が標的となり、政府は実態調査に乗り出した。このAIは韓国の金融機関への攻撃でも使用され、被害が出ていたという。米国でも別の中国系とみられるAIソフトの攻撃が報告されており、国際的な問題となりそうだ。
攻撃に使われたのは、指示を与えるだけで自律的に作業をこなす「AIエージェント」。
国内で調査したのはGMOインターネットグループ傘下のセキュリティー会社。外部機関と連携し、日本企業だけを狙った設備を6台特定した。中国系AIエージェント「ARTEX(アルテックス)」が使用されていた。小売りや金融、物流といった業種が狙われ、このうち8社が9、10月に情報漏えいを公表。
ARTEXは別のセキュリティー会社の調査で、9月末から発生した韓国の複数の金融機関に対する不正アクセスで使われた痕跡も見つかった。











