【埼玉の星】ハンドボール 高山飛翼(浦和学院高) 身長190センチの高さが武器 「”空中の格闘技”。点数がたくさん入って、テクニックでも勝負できる」
浦和学院高校ハンドボール部のエース高山飛翼(18)は、今年3月の全国高校選抜大会でチームを11年ぶり3度目の優勝へ導いた。全5試合で39得点を挙げる活躍で最優秀選手にも選ばれた。8月の全国高校総体では準優勝で全国2冠を逃したが、全国屈指の強豪校で心身ともに大きく成長した。男子ユース(U-19)日本代表にも名を連ねる次代を担う逸材は「エースで五輪に出てメダルを取りたい」と夢の実現へ走り続ける。
ハンドボールを始めたきっかけは小学1年の時に見た「団員募集」のチラシ。これまでサッカーや水泳を経験してきたこともあり、「いろいろなスポーツをやってみたかった」と好奇心から体験会に参加し、三郷ハンドボールクラブに入団。ここが出発点になった。
「“空中の格闘技”。点数がたくさん入って、テクニックでも勝負できる」と競技の魅力を語る。ボディーコンタクトの強さだけでなく、技術で戦況を変えることができる球技が性に合った。
ポジションはレフトバック。「左45度」と呼ばれる攻撃の花形だ。身長190センチの高さを武器に守備陣の頭上からや、遠距離から放つシュートが持ち味。中学で身に付けた突破力に、高校で磨いた決定力を掛け合わせ、日本一まで上り詰めた。
華やかな活躍の裏には努力家の一面もある。試合後には「課題を見返すことができる」と自らのプレー映像を確認して反省点をノートに記し、課題克服に努めてきた。
高校では精神的支柱としても存在感を増した。「(選手間の)ミーティングで意見を言い合えるようになった」と同校の岩本岳監督(32)。最上級生になる頃から自己主張をするようになり、チームを引っ張る意識が強くなった。
約2年半指導してきた岩本監督は「まだまだ伸びる。もう少し判断力が良くなれば、日本代表クラスになれる」。無限の可能性を秘めた教え子の将来に期待を込めた。










