埼玉新聞

 

知ってた?エスカレーター、歩いたら県条例違反 立ち止まる義務を規定、施行5年 条例も義務も知る人は52・4%で横ばい 大学生「歩いている人は多く、危ないなと感じる」

  • エスカレーターの安全利用キャンペーンで啓発品を配布する大野元裕知事(左)=28日午前8時10分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口イベントスペース

    エスカレーターの安全利用キャンペーンで啓発品を配布する大野元裕知事(左)=28日午前8時10分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口イベントスペース

  • 【地図】埼玉県(周辺アリ・広域)縦横4対3(直し)

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  • エスカレーターの安全利用キャンペーンで啓発品を配布する大野元裕知事(左)=28日午前8時10分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口イベントスペース
  • 【地図】埼玉県(周辺アリ・広域)縦横4対3(直し)

 「埼玉県エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」が10月1日で施行から5年を迎える。条例ではエスカレーターの利用者の義務として「立ち止まった状態で利用しなければならない」と規定しているが、2025年度の県政世論調査によると、「条例も、利用者の義務が規定されていることも知っている」と回答したのは52・4%。24年度は53・0%、23年度は50・9%、22年度は51・4%となっており、周知は横ばいの傾向が続き、課題となっている。

 25年度の県政世論調査では、「条例は知らないが、エスカレーターを立ち止まった状態で利用しなければならないことは知っている」が22・6%、「条例は知っているが、利用者の義務が規定されていることは知らない」が16・5%、「条例も、エスカレーターを立ち止まった状態で利用しなければならないことも知らない」が7・2%。「駅で立ち止まって利用した」と回答したのは67・9%だった。

 大野元裕知事と荒木裕介県議会議長らは28日、大宮開成高校の生徒や文京学院大学の学生、鉄道事業者などと共同して、さいたま市大宮区のJR大宮駅でエスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーンを実施。関係者など約120人が参加し、駅西口イベントスペースで啓発品を配布したほか、エスカレーターの右側にも止まるデモンストレーションも行われた。

 参加した文京学院大経営学部3年生の小野寺星夏さん(21)は「まだエスカレーターを歩いている人は多く、危ないなと感じることもある。歩いてしまうのは時間がないからだと思うので、時間に余裕を持って行動してもらえれば」と話した。

 大野知事は「毎年アンケート調査をやっているが、周知は100%に近づけたい。エスカレーターでは複数を巻き込む大事故になりかねないので、ぜひ安心安全を第一に立ち止まって利用してもらえれば」と呼びかけた。

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