埼玉新聞

 

<高校サッカー>48チーム、全国懸け激突 組み合わせ決まる 予選突破した25チームに総体県予選の8強、Sリーグ参加の15チームで 10月11日開幕 第1シードの昌平は準々決勝から、第2シード西武台は3回戦から登場

  • くじを引く各校の主将ら

    くじを引く各校の主将ら=25日午後、さいたま市文化センター

  • 全国選手権埼玉大会の決勝トーナメント組み合わせ

    全国選手権埼玉大会の決勝トーナメント組み合わせ

  • くじを引く各校の主将ら
  • 全国選手権埼玉大会の決勝トーナメント組み合わせ

 サッカーの第105回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)決勝トーナメント(10月11日開幕)の開会式と組み合わせ抽選会が25日、さいたま市文化センターで行われ、昌平の飯島碧大主将が選手宣誓し、出場48チームの組み合わせが決定した。

 48チームの内訳は1次予選を突破した25チームに加え、6月の全国高校総体県予選の8強と県U-18(18歳以下)Sリーグ参加の15チーム。U-18プレミアリーグ東地区に所属する第1シードの昌平は10月31日の準々決勝から、同プリンスリーグ関東2部の第2シード西武台は10月24日の3回戦から登場する。

 決勝は11月15日(午後2時5分)に埼玉スタジアムで行われ、優勝校が全国高校選手権(12月28日~来年1月11日)に出場する。

■競争増し、連覇へ良好/昌平

 夏の覇者・昌平は2年連続の冬の王座を狙う。芦田監督は「攻守に隙のないチームを目指してきた。けが人が多かったが、夏を越えて新たな選手が出てきた」と競争力を増してより厚くなった戦力に期待する。

 3年連続で出場した全国高校総体では、テーマの「ボールを持って主導権を握ること」を表現したが、3回戦敗退。主将の飯島は「詰めの甘さが出た」と振り返る。そこからゴール前でのプレーに焦点を当て、改善してきた。U-17日本代表の2年生立野を軸に組み立てる攻撃で得点を奪う。

 前線からの守備も見直したことで直近のプレミアリーグでは上位チームに勝利し、好感触を得ている。守りの鍵を握る守護神のGK土渕は「自分が止めないと負ける。1試合ずつ勝っていく」と力を込めた。

■守備強度高めて万全/西武台

 第2シードで登場する西武台が5大会ぶりの頂点を狙う。主将の高橋は「わくわくしている。充実した夏が過ごせた」と自信をのぞかせる。熊本の大津、鹿児島の神村学園など全国の強豪と練習試合を行い、守備の強度を高めてきた。

 80分間走り切る持久力も身に付け、攻撃ではゴールへの嗅覚に優れたFW阿部が中心となる。関根監督は「平常心を保っている。守備を皆で頑張りながら、攻撃力を一つでも二つでも上げていきたい」と初戦の3回戦まで最終調整を続ける。

■厚みある攻撃力/浦和学院

 浦和学院は県高校総体の準決勝で西武台に完封負けして以降、攻撃力に磨きをかけた。ボール保持力を高め、攻撃の厚みが増した。川上監督は「強みは前の高さと両サイドのスピード。ここをどう生かすかになる」と勝利のポイントを挙げた。

 同総体準々決勝では関東記念大会を制した武南を破り、地力の強さを証明。周囲からの期待が大きく、主将の北山は「選手権のためにやってきた。試合で落ち着いたパス回しができている」と手応えを口にし、初優勝をにらんだ。

■王座奪還に燃える/正智深谷

 正智深谷は王座奪還に燃える。S1リーグでは5勝3分け5敗で5位とくすぶっているが、金森監督は「うまくいかない部分、うまくいった部分を整理して臨みたい」と結果を前向きに捉える。急成長してきた2年生を3年生が引っ張り上げ、戦力アップが著しい。

 主将の岸田が「自信があるセットプレーで点を取りたい」という攻撃は意思統一が図れている。一方でS1リーグ後期の4試合で9失点を喫した守備が目下の課題だ。改善できれば2大会ぶりの頂点も見えてくる。

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