埼玉新聞

 

新たに1遺体、死者計12人 停電続く、印旛沼の堤防工事開始

  •  千葉県市原市の道路をふさぐ電柱など=24日

     千葉県市原市の道路をふさぐ電柱など=24日

  •  千葉県市原市の道路をふさぐ電柱など=24日

 台風25号による記録的な大雨の影響で、千葉県を中心に25日も約9千軒で停電が続いた。堤防が決壊した印旛沼周辺では水が引かない所もあり、国土交通省などが同日、復旧作業に着手した。千葉県鴨川市の土砂崩れ現場では1人の遺体が見つかり、千葉、神奈川両県の死者は計12人になった。

 千葉県警は遺体は行方不明の60代男性とみて身元の確認を急ぐ。また県は市原市の川付近で見つかった車を所有する60代男性の行方が分かっていないと公表。両県で行方不明者3人の捜索が続いている。

 東京電力パワーグリッドによると土砂崩れや倒木が広い範囲で発生したため道路がふさがれ、復旧の見通しが立たない地域がある。設備の確認すらできていない所もあり「停電が長期化する可能性がある」としている。

 25日午後5時時点で、千葉県で約9千軒、神奈川県で約20軒が停電。千葉県によると25日午前6時で君津市などの約2600軒で断水している。

 印旛沼周辺では、冠水したままの道路に水没した車両も。1週間程度をめどに応急復旧や浸水地区の排水完了を目指す方針。

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