50周年の節目に特別企画…「万燈みこし」9年ぶり復活 今年結婚するカップルがお内裏様とおひな様に…恒例「ジャンボひな段結婚式」も予定 さいたま・岩槻まつり 今年は8月から変更、10月4日に開催
「2026人形のまち 岩槻まつり」が10月4日、さいたま市岩槻区内で開催される。50周年の節目を迎える今年は特別企画として、岩槻まつりを象徴する「万燈(とう)みこし」が9年ぶりに復活する。
岩槻まつりは10月4日午後1時~同8時半、岩人形博物館駐車場をメイン会場に開催される。今年結婚するカップルがお内裏様とおひな様に扮(ふん)して登壇する恒例の「ジャンボひな段結婚式」をはじめ、和太鼓演奏や盆踊り、子どもみこしなど多彩なイベントが予定されている。
そんな中、50周年を記念して9年ぶりに復活する「万燈みこし」は目玉イベントの一つ。重さ約1800キロの大きなみこしを200人で交代しながら担ぎ、2時間半かけて岩槻のまちを練り歩く。
実行委員会によると、万燈みこしは38年前に作られ、商工会議所青年部のメンバーらを中心に担がれてきたが、2017年を最後に途切れていた。「先人が作った素晴らしいみこしがあるのに、眠っているのはもったいない」との声が上がり、保管状況も良好だったことから復活が決まった。万燈みこしの頭を務める青年部の大沢佑介さん(39)は「誇れる岩槻の姿を子どもたちに見てほしいという思いで(みこしを)上げさせてもらいます」と意気込む。
今年はもう一つ、大きな変更があった。開催時期が8月から10月にずれたのだ。
前回の岩槻まつり終了後、反省会をしながら翌年に向けて準備を進める中、暑さに関する指摘が上がった。最高気温が35度を超える予報が出たことで、せっかく練習してきた鼓笛パレードや吹奏楽部の子どもたちが出場できない事態が発生。人形仮装パレードの参加者も人羽織やかつらを着用した状態で数時間を過ごすため、負担が大きかったという。
「クールステーションを設けたり、いろんなことをやったが限界だった」。岩槻まつり実行委員会の事業本部長、菊地章雄さん(60)はこう明かす。水かけまつりなど夏を象徴するイベントができず、人の流れがどう変わるのかも分からない。副事業本部長の加藤広隆さん(61)は「怖さはあるが、子どもたちの思い出に残る岩槻まつりにしたかった」と思いを語る。
今年のテーマは「感謝と、さらなる飛躍」。開催を続けてきた先人たちの苦労に感謝し、次の100年に向けて飛躍するとの思いを込めた。菊地さんは「スタートからラストまで、楽しめるイベントが盛りだくさん。ぜひ来てほしい」と呼びかける。










