浜岡原発「二重に不正している」 規制委、年内にも中部電力処分
2026/09/17/16:13
中部電力浜岡原発(静岡県)の耐震データ不正を巡り、原子力規制委員会の山中伸介委員長は17日の定例記者会見で、同社から提出された調査報告書の内容を踏まえ「まず捏造があり、さらに調査へのごまかしという二重の不正があった」と中部電を批判した。規制委独自の検査を続け、年内をめどに中部電への処分を決めたいとの意向も示した。
報告書は中部電社外の弁護士による調査委員会がまとめ、14日に同社が公表した。不適切な地震動評価の方法が新たに指摘されたほか、発覚を逃れるための隠蔽の手口も判明。社内で2回の内部通報がありながら対応が不十分だった実態も明らかになった。
山中氏は17日の記者会見で「社内の通報制度が機能しておらず、驚きであり大きな失望もある」と述べた。地震担当の山岡耕春委員が「周到なつじつま合わせが読み取れる。能力の使い方が間違っている」と批判するなど厳しい意見が相次いだ。
中部電は、近く浜岡原発3、4号機の審査の申請を取り下げる方針。山中氏は会見で「確認された事実で判断する」とした。











